回のエピソードは、ポッドキャスト「マユリカのうなげろりん!!」における久しぶりの「対決回」であり、中谷と坂本による熾烈な心理戦と、敗者に課される過酷な罰ゲームが中心的なテーマとなっている。冒頭から、敗者が次週までに「泣けるラジオドラマ」を自作自演(脚本・演技・SE・BGMすべて担当)するという、極めてハードルの高い罰ゲームが発表された。特筆すべき制約として「人が死ぬ描写は禁止」というルールが設けられ、安易な「お涙頂戴」展開を封じられた状態でのクリエイティブ能力が問われることになる。
対決の内容は「日本国内の家庭用ゲーム機販売台数ベスト10」を交互に当てるPK形式のクイズバトル。序盤、中谷はNintendo Switch(1位)、坂本はゲームボーイ(3位)と順当な滑り出しを見せる。しかし中盤、中谷が「情熱でランキング圏外から引き寄せる」という謎の精神論を展開し、NINTENDO64を指名するも19位という大爆死を喫し、戦況が一変する。対する坂本はニンテンドーDS(2位)やゲームボーイアドバンス(5位)など、携帯型ゲーム機の強さを冷静に分析して着実に正解を重ねた。
最終的に、中谷は自身のノスタルジーと市場データの乖離を埋められず、Wii(12位)を選んで自滅。坂本のストレート勝ちが決まった。エピソードの後半は、絶望する中谷がいかにして「死なずに泣けるドラマ」を成立させるかの作戦会議に費やされ、演劇的な制約や配役の難しさが真剣に議論される、クリエイターとしての苦悩と笑いが入り混じる構成となっている。